シミ対策は塗り薬でOK?!自宅で塗るだけのセルフケアでシミ取り | シミ取り相談室

シミ対策は塗り薬でOK?!自宅で塗るだけのセルフケアでシミ取り

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シミ対策は塗り薬でOK?!自宅で塗るだけのセルフケアでシミ取り

シミが気になった時の対策として思いつくものは何でしょうか?化粧品・エステ・美容皮膚科など、選択肢はたくさんあります。しかし中には、効果的な対策とは言えないものも含まれているかもしれません。

今回の記事では、シミに確実に効果がある2種類の塗り薬について、詳しくご紹介していきます。

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シミを排出するトレチノイン

どうして肌に「シミ」というものが出来るのでしょうか?シミができる仕組みについては、よくご存じの方も多いかと思います。メラノサイトがメラニンの元になる物質を排出し…というもので、雑誌などでもよく解説されていますよね。

 

シミを増やさないためには生活習慣に気を付ける必要がありますが、しかしシミ一つ作らないで生きていくことなど不可能です。

シミをなるべく作らないように努力することと、できたシミに対して早めに対策を打ち、それ以上濃くならないように、そして可能であれば薄くなるようにしていくことが大切です。

 

シミは、ターンオーバーがしっかりと行われていると、できにくいと言われています。ターンオーバーとは肌代謝のことで、肌の生まれ変わりのサイクルのことです。肌の奥から新しい細胞が生まれ、その細胞が肌表面に上がってきて古い細胞を下から押し上げ排出します。

もしシミができてしまっても、本来はターンオーバーにより肌から排出されてしまうはずですが、それがうまくいかないためシミとなって肌に残ります。

 

トレチノイン(=レチノイン酸)は、その肌の生まれ変わりを「早送り」する作用があります。

大切なことは、トレチノインを塗るだけでシミがすぐになくなる訳ではない、ということです。あくまでも肌の生まれ変わりを促進するだけなので、シミに対してだけアプローチするものではありません。

 

シミを漂白するハイドロキノン

シミ対策にトレチノインを用いる時には、うってつけの相棒がいます。それが「ハイドロキノン」。

ハイドロキノンは、シミを漂白する作用を持ちます。トレチノインとは違い、ダイレクトにシミの色を薄くする働きがあります。他にも美白成分はたくさん存在しますが、ハイドロキノンは唯一の「漂白作用」を持つ成分として知られています。

 

ハイドロキノンは低濃度で一般のスキンケア化粧品にも含まれていることがあります。しかし、確実なシミ対策を期待するのであれば、医薬品レベルの濃度であることが望ましいです。

4%くらいが目安ですが、濃度が高ければ高い程良いという訳ではありません。5%を超えると、一気にアレルギーを起こす確率が上がるというデータがありますので、4%程度で抑えておくのが無難です。

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 トレチノインのデメリット

トレチノインは、効果が抜群です。日本ではシミ対策用の塗り薬というイメージが強いですが、海外ではシワの治療もトレチノインの出番です。

トレチノインは肌の生まれ変わりを促進するため、肌をやわらかくしてシワも浅くしてくれます。また、顔全体にツヤやハリがでます。

 

しかし、トレチノインはその性質をよく理解して使わなければ、とても嫌いになる可能性があります。それは、「副反応」と呼ばれる肌の変化を起こすからです。

トレチノインを肌に塗ると、大抵の人は顔が赤くなったりほてったりします。その後、乾燥したような感覚になり、薄皮がポロポロとむけていきます。

これが、トレチノインのデメリットです。

 

トレチノインの濃度が高ければ高いほど、この反応は激しくなります。それを理解せず、濃度が高いトレチノインを顔全体にたっぷり塗って眠り一晩置くと、翌日は顔が真っ赤に腫れあがったようになり、ヒリヒリと痛くて仕事を休みたくなります。

それくらい、ハッキリと反応を起こします。しかしこれは、正常な反応であり、アレルギーであったり肌に合わないというサインではありません。

 

この反応を理解して、使い方を調整しなければなりません。もちろん、赤かろうがヒリヒリしようが構わないという方は、そうしてトレチノインを一定期間続けることで、肌がしっかり生まれ変わり、驚く程にキレイになります。

 

ただ、顔が赤かったり痛かったりすると日常生活に支障がありますので、使う頻度や使用量を調節する必要があります。それに関しては、美容クリニックで処方してもらう時に医師が説明してくれます。濃度についても案内してくれます。

 

効果は高いけど、赤みや皮むけというデメリットがあるのがトレチノイン。しかし、デメリットを理解して上手に利用すれば、シミ対策やアンチエイジングに非常に役立ってくれる頼もしい存在です。

 

ハイドロキノンのデメリット

ハイドロキノンは古くから美白剤として使用されていますが、2つ大きなデメリットがあります。

 

まず1つ目は、刺激が強いということです。私自身は刺激を感じたことはあまりないのですが、肌に合わないと感じる方もいるようです。使用する前にパッチテストをしてみたり、あまり広範囲にたくさん使用しないようにするなど、使い方に注意が必要かもしれません。

 

2つ目は、アレルギーを起こす可能性があるということです。「可能性ってだけだから必ず起こるとは言えないし、大丈夫でしょ?」と思われるかもしれませんが、結構な割合でハイドロキノンアレルギーの方が存在します。

アレルギーを起こせば使わなければ良いだけの話にも思えるのですが、しかしハイドロキノンは唯一の「シミの色を漂白する」成分なので、本来は代わりになる成分は存在しません。

 

ハイドロキノンが、もっと刺激が少なくアレルギーも起こさない成分だったら良かったのですが、しかし効果があるということは副作用もあるということですので、仕方ないのかもしれませんね。

 

2種類セットで使う意味

ここまでを読んでいただいた方は、1つの疑問が頭に浮かんだかもしれません。「ハイドロキノンがシミを白くしてくれるのであれば、シミ対策としてはハイドロキノンだけで良いのでは?」ということです。

 

確かにその通りです。そのため、美容クリニックでもハイドロキノン単体で処方してくれる場合もあります。

しかし、肌の生まれ変わりを促進する トレチノインを加えることにより、さらにシミが薄くなるのを早めてくれます。これは、長年の現場の経験から得た知恵でしょう。

 

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入手は皮膚科・美容皮膚科で

トレチノインは医薬品のため、美容皮膚科や美容外科にて処方してもらいます。

いちいちクリニックに買いに行くのが面倒という方には、レチノールをお勧めします。レチノールは化粧品でも同じような効果を得られます。

 

ただし、レチノールにこだわって商品を選ぶ必要があります。レチノールにはたくさん種類があり、単にレチノールと記載してあるだけでは、トレチノインと同等の効果を発揮してくれるものかどうか判断することができません。あくまで、「純粋レチノール」と呼ばれるもので、ある程度濃度が高くなければ効果も低くなります。

 

ハイドロキノンは規制緩和により化粧品にも配合できるようになり、市販品もたくさんあります。ただし、ハイドロキノンは不安定な物質であり、ずさんな管理であると酸化してしまいます。 クリニックなど、医薬品を管理することに馴れているところで購入する方がベターです。

 

 

まとめ

自宅でできる簡単さにも関わらず、しっかりとシミを薄くすることができるシミ対策用塗り薬についてご紹介しました。

リスクがあるので使わない方が良いという意見もありますが、性質をしっかりと理解し使えば、そんなに怖がるようなものではありません。

レーザーでシミ取りをした後に使うことで、さらに有効なシミ対策にもなりますので、気になる方は美容クリニックで相談してみてくださいね。